創造性～クリエイティビティと星座
自分は書くことが好きだ。
書ける時には、まるで話しかけるように文章が湧いて出てくる。
今まで集めてきた単語の集積から、無意識に溢れてくる。
占星術で創造性を示すのは火星座。
牡羊座、獅子座、射手座は火のエレメントになる。
火は精神性や創造性の象徴。
何かを創り出すときに欠かせない熱量。
ネイタルチャートで火星座の要素が強い場合、クリエイティビティが高くなる。
ただし、それぞれの星座の創造性は少しずつ異なる。
牡羊座は、自らの内面から湧き上がる衝動に駆られ創造する。
獅子座は、周囲の賞賛を得るために見えないところで勤勉に創造する。
射手座は、周囲からの影響と独自の哲学性をもって創造する。
ネイタルチャートを調べて、牡羊座、獅子座、射手座に天体がある場合は、無から何かを生み出せる力を持つということ。
特に太陽や月、ASCなどがある場合は、何かをクリエイティブする力が特に現れやすい。
芸術を生み出すようなことはなくとも、普段無意識に行っていることが、実は自分の中の創造性を使っていることも多いのだ。
何かを創り出すだけではなく、自らの身体を使って表現やパフォーマンスをすることもクリエイティブだ。
ただし、その力を活用できるかどうかは自分次第だし、無意識に目覚めないまま終わることもある。
持って生まれた才能を、土星などがアスペクトで抑制してしまう場合もある。
創造性ではなく、別の方向へ力を使っている場合もある。
創造性は火星座の特性の一つであり、他にも活動的になるだけや精神性が高まるなど別の特徴もある。
過ぎた精神性は暴走し暴力などへ繋がることもある。
一度自分のネイタルチャートを調べ、火星座に天体があるなら、その星座と惑星の意味を調べてみるといい。
それが現実に何に使われているのか、実際の自分と照らし合わせてみるといい。
持って生まれた自分の中にある才能に気づければ、新しい方向性がきっとみえてくるはずだ。
始まり～占星術との出会い
占星術並びに占星学を自分が知ってから7～8年になる。
知る前の自分は、占いというものに否定的だった。
現実的な両親に育てられたからかもしれないし、人から勧められることに否定的な当時の自分の性格がそうさせていたのかもしれない。
占星術を学びだしたきっかけは、当時ごく身近な人から「否定する前にやってみればいい」と言われたことだった。
自分を占星術に導いた人は、心の病にかかっていた。
そんな状態で占いという非現実的なものを学ぼうとしていることに不安を感じて、自分も試しにやってみたというのが占星術を学びだした始まり。
誕生日と出生時間の記録がある自分は、ネットのホロスコープチャート作成サイトで正確なネイタルチャートがすぐに出せた。
初めてみた曼荼羅か魔方陣のようなネイタルチャートで、意味はわからないけれど何故か各星座や惑星のシンボルマークとその配置に惹かれたのを覚えている。
そこから色んな占星術に関する書籍を読み、身近にいる人のネイタルチャートを読み、独学で学んできた。
何かを書こうと少しだけ考えて、今日はそんな昔話を思い出した。
トランジットの魚座にある水星が、現在逆行しているからだろうか？
新しいことを始めるようなきっかけがもしあれば、是非始めてみるといい。
始めてみて惹かれるものを感じなければ止めればいい。
でもそのきっかけが自分の中の大きなものになることもあるんだよ。
始まり～占星術 牡羊座の太陽
2019年3月21日 本ブログの開始。
そして月は天秤座にあり、牡羊座の太陽とオポジションになっている。
太陽はこれから高揚し、牡羊座の中で季節を春へと変える。
また月はここから半月ほどかけて、満月から新月へと欠けていく。
始まりと終わりの日。
常に世界は変化していくことを感じさせられる。
占星術で扱われる太陽は、生きようとする力であり生命力を象徴する。
人間の意志の方向。自己表現の力や全人生の形。
出生図の太陽は、その人の精神性を表し、能力を発展させ、希望や目的に向かう最善の努力の方向とそれにいたる道を示す。
太陽は位置する星座によって、その星座の特徴的な意味を持つ。
牡羊座にある太陽は、12星座の中で太陽の持つエネルギーが最も高揚(エギザルテーション)する位置にある。
牡羊座太陽のエネルギーは、純粋で強靭な精神力であり、それが牡羊座の特徴とも言えるバイタリティーとパイオニア精神の源になる。
出生図(ネイタルチャート)に牡羊座の太陽を持つ人の特徴は、どのような人でも衝動的な一面や未知への挑戦を望む特徴を持つ。
直観を重視し過程を無視して結論に至る。
素早い決断と独善的な行動に繋がる。
行動は他者からの影響ではなく、自らの意思で動く純粋さ。
自らの意思と反する場合、牡羊座の攻撃性は表れる。
ただ悪意はなく、純粋な心の衝動として。
そのような牡羊座太陽の本質は、12星座占いで牡羊座太陽が行動的や活動的、攻撃的なリーダータイプの印象として書かれる。
牡羊座生まれの人が、牡羊座太陽だけの特徴をみても、一部しか当てはまらない。
それは自分の生まれた日時の出生図の太陽の性質だけを見ているからである。
太陽以外の惑星、月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星、さらに、ASC（アセンダント）とDSC(ディセンダント)、MCやIC、それら惑星や感受点が作り出す角度(アスペクト)が、それぞれのパーソナリティを作り出している。
すべてを調べて初めて自分の特徴が見えてくるのである。
そんな知識をこれから自分は、少しづつアウトプットしていこうと思う。
